青森地盤のホームセンター・サンデー、2012年2月期予想を上方修正 震災復興需要で売上増加

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9月21日、青森県が地盤でイオン傘下のホームセンター、サンデー(7450)が2012年2月期の連結業績予想を上方修正した。売上高を455億円から504億円、営業利益を2億5000万円から15億6000万円、最終損益は8億8000万円の赤字から2億2000万円の赤字に増額した。1株あたりの損失は20円45銭だった。

サンデーは東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故の影響で、厳しい経営環境を予想していた。しかし、震災後速やかに営業を再開したこと、三陸沿岸などの出店エリアで復興需要の恩恵を受けたことにより、売上高が当初の見込みを上回って推移したとのこと。

前期実績は売上高471億5700万円、営業利益3億6900万円、純利益1億3000万円で、売上高は当初の3.5%減予想から6.9%増、営業利益は32.2%減から322.8%増へと減収減益から増収増益予想に転換。最終損失も当初予想から縮小する。

第2四半期(2011年6月21日~8月20日)の東日本大震災の影響による減損損失は500万円。第1四半期は2億9600万円を災害による特別損失に計上していた。こちらの数値を見る限り、災害による影響からはほぼ脱しつつあるようだ。

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