帝国ホテルが期末配当引き下げ、通期予想は減収減益に

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帝国ホテルが9月22日午後2時、非開示だった2012年3月期の業績予想を公表。前期比減収減益予想に加え、期末配当の引き下げとなった。東日本大震災と福島原発事故の影響で訪日外国人が激減しており、その影響を受けた。円相場が史上最高値付近で推移していることも外国人客の低迷に拍車を掛けた。

一方で、第2四半期の業績予想は売上高のみ206億円から211億円に増額している。会社側では東日本大震災直後の深刻な状況からは回復の兆しが見え始めているとしており、当初予想よりはましな状況になっているようだ。

なお、第2四半期の営業利益予想は6億円から0円に、最終損益は3億円の赤字から7億円の赤字に下方修正した。これは退職金制度の変更により、12億円の特別損失を計上したため。

通期予想は売上高470億円(7.6%減)、営業利益12億円(32.7%減)、純利益1億円(6.1%減)。

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