オリエンタルランド 2011年1Q ディズニーリゾート入場者激減で営業赤字 7月の入場者数は前年並みに回復

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東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランド(4661)の2012年3月期第1四半期(2011年4-6月)は営業赤字となりました。東日本大震災を受け営業を自粛したことや、営業再開後も客足が戻っていないことにより入場者数が減少。売上高は前年同期の851億円から485億円まで43%減少しました。利益は営業段階から赤字となり、営業損益が30億円の赤字、最終損益は38億円の赤字となりました。前年同期は営業損益が130億円の黒字、最終損益は62億円の黒字でしたから、大幅な利益の減少です。 なおオリエンタルランドによりますと、7月の入場者数は前年並みに回復しているとのことです。グラフをみると、入園者数は4月こそ落ち込みが激しかったものの、その後は順調に回復し、7月には100%に達しています。 東京ディズニーリゾート入場者数の2011年4月から7月の前年同月比の推移 1人当たり売上高も5月以降は前年並みで推移し、ホテルの客室稼働率も夏休みに入ってからは大幅に改善しているということです。 第1四半期決算の内訳なのですが、未曾有の大災害を受けての売上激減という状況に対応するため、コストの徹底した見直しを行っています。その結果、売上原価が606億円から427億円に減少しています。内訳は人件費が152億円から124億円、諸経費が367億円から234億円に削減されています。7月以降の客足は震災前に戻っているということですから、人件費、諸経費ともある程度は増えるでしょうが、震災を機会に行われたコスト見直しは今後も利益水準のかさ上げにつながるのではないでしょうか。 東京電力管内の電力不足に対応するため追加導入した自家発電設備は8月下旬から本格稼働するとのことです。発電量は1万5000kWhで投資額は約30億円でした。 第2四半期、通期の業績予想は非公開のままとなっています。7月の状況を見る限り、第2四半期の業績は心配の必要がなさそうです。今後は夏休み以降の売上高がどうなるかと、アジア圏からの来場者がどのくらい回復するかがチェックポイントになるでしょうか。 株価は震災直後に急落し元の水準は回復していませんが、現在は戻り歩調です。 オリエンタルランド 週足株価チャート 2010年8月2日から2011年8月4日
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