プレサンスコーポレーションが第2四半期業績予想を上方修正
スポンサーリンク大阪発祥で東京・大阪・名古屋を中心に展開するマンションデベロッパーのプレサンスコーポレーション(3254)が9月22日午後1時30分、2012年3月期第2四半期(2010年4月1日~9月30日)の連結業績予想を上方修正した。売上高を151億700万円から170億7300万円、営業利益を27億7100万円から40億7700万円、純利益を14億3700万円から22億7700万円に増額。
発表を受けプレサンスの株価は急騰。発表直後に125円高まで買われ、上昇率は12.3%に達した。ただ、増額理由は下期に売上計上を見込んでいたマンションの引き渡しが上期に前倒しになったことで、通期予想は当然ながら据え置き。このため株価もあっという間に元の価格帯に戻った。適時開示予想の上方修正の文面だけを見て飛びついた人が多かったようだ。
通期の業績予想は売上高365億円、営業利益65億円、純利益34億円で1株利益予想は227円6銭。21日終値1015円で計算したPERは4.47倍と低い。とはいえ東証2部上場のマンションデベロッパーなので、大バーゲンというほどでもない。
ただしこの会社、リーマン・ショック後の不動産会社大量倒産期も黒字で乗り切った会社で、過去10年の業績は安定した成長が続いている。そのうち何かの拍子で人気化することもあるかもしれない。
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