本日強烈に印象に残ったニュース。アフガニスタンで1兆ドル規模の鉱床が発見されたという情報。
米国:アフガンでリチウムなどの鉱床発見、約92兆円規模-NYT紙 – Bloomberg.co.jp
米政府は、アフガニスタンで鉄鉱石や銅、リチウムを含む約1兆ドル(約92兆円)規模の鉱床を発見した。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が、米国防総省の資料やペトレアス米中央軍司令官の話を引用して伝えた。
同紙オンライン版が13日報じたところによれば、国防総省の事業開発タスクフォースは、発見した鉱床の検証のため米国の専門家を雇い入れた。ニオビウムや希土類鉱物、金の鉱床も発見され、リチウム鉱床については、確認済み鉱床として世界最大のボリビアに匹敵する規模を持つ可能性があると同省の複数の当局者が匿名で語ったという。
元記事のニューヨーク・タイムズ。
U.S. Identifies Vast Riches of Minerals in Afghanistan – NYTimes.com
鉱床に含まれているのは鉄、銅、コバルト、金、リチウムなど。
宮崎正弘氏が早速メルマガに書いていた。
アフガニスタンで大異変――オピゥムからリチュームへ すさまじい希少金属の鉱脈を米国特別チームが発見していた|宮崎正弘の国際ニュース・早読み
アイナメ鉱山の開発は欧米メジャーをさしおいて中国が落札し、米軍が訓練し、日本が給料を出すアフガン警察によって守られ、とうに中国は開発を始めているが、欧米から非難の合唱を浴びたのは、欧米が戦争をやっている場所で、よくもしゃあしゃあとビジネスに専心できるな、というエコノミックアニマル批判ばかりではなく、鉱区を取得するためにアフガニスタンの鉱山大臣に3000万ドルの賄賂をおくっていたことがばれたからだ。
だそうです。
これ、中国はどうやって運ぶんだろう。大規模投資しているパキスタンの港からだろうか。
中国とアフガニスタンは新疆ウイグル自治区で国境を接している。アフガニスタンの東方に伸び、中国と接している細長い領土はワハン回廊という。気になる国境線というサイトで、ワハン回廊の帰属が決まるまでの経緯を解説している。ワハン回廊はシルクロードの時代にはユーラシア大陸の東西を結ぶ重要な場所で、清朝の頃には中国がワハン回廊を形の上では支配していた。現在の国境線は19世紀のグレートゲームでロシアとイギリスがアフガンをめぐって争った末に決まったらしい。中国はこの過程で支配を失うも、20世紀に入って以降も領有権を主張していた。1960年代に中国はアフガニスタンと条約を結び、ワハン回廊の領有権を正式に放棄との流れだという。
アフガンで採掘された資源がどういうルートで運び出されるかに興味がある。真偽不明ながら、中国は新彊とパキスタンに建設中の軍港までの陸路を整備し、さらに長期の計画ではアフガンへ鉄道を直結させるつもりだという。ワハン回廊はとても鉄路を引けるようなところには思えないので、タジキスタン経由だろうか。
こちらはやはりアフガンの鉄道建設についての記事。
経済発展導くアフガン鉄道 (1/4ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)
ここでも中国企業が絡んでいる。