落書帳、中国からインドネシアへ

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2010年9月29日に100円ショップのダイソーで買った「らくがきちょう」 毎日、考え事や作業中使うメモに、100円ショップで売っている落書帳を使っている。 、新しい落書帳を買ったところ、製造国がインドネシアに変わっていた。前回買ったものは中国製だった。インドネシア製の落書帳は100枚で、中国製は80枚。紙質もインドネシア製の方が上だ。 2008年くらいだったか、割り箸の製造国が中国から、中国以外の国に変わった時期があった。このときはインドネシア製とロシア製に入れ替わった。 100円ショップの商品は、当然ながら人件費の安い国でしか生産できない。日本企業の生産基地が中国からベトナムやインドネシアへ移り始めている指摘は数年前からあった。落書帳にもその時期が来たらしい。 件の落書帳は中国製で紙質が劣り80枚綴じの品物と、インドネシア製で紙質に勝る100枚綴じが並んで売られている。いずれ中国製は姿を消すだろう。あるいは、「Made in China」が高品質の代名詞になれば、50枚綴りの中国製落書帳が同じ値段で売られるようになるだろうが、今のところそんな兆しはない。 人為的な通貨安で競争力を維持する戦略はいずれ立ち行かなくなる。中国企業が品質に劣るが安価な製品の輸出で勝負できる時期の終わりは近づいている。
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