デヴィ夫人がペニーオークションを宣伝

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10月27日にデヴィ夫人がブログにペニーオークションの宣伝とみられるエントリを上げていた。 DMMポイントオークション|デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」 DMMポイントオークションは、デジタルメディアマート(DMM)が運営するペニーオークションサイト。 ブログの内容は、デヴィ夫人のスタッフの間で話題になっているDMMポイントオークションがどんなものか気になったのでサイトを見てみた。面白いからと勧められ実際にやってみると、簡単に落札できた。ゲーム感覚でなかなか面白そうなので、「時間の空いたお暇な時間にDMMポイントオークションを試してみてはいかが」というもの。 文末で「興味のある方はコチラから」とリンクを張り、DMMポイントオークションへ誘導している。その下には携帯サイトへのリンクもあった。リンク先URLはPC向け、携帯向けともアフィリエイトリンク。「簡単に落札できた」の一文が、宣伝臭さをかもし出している。ペニーオークションについて知っていれば、簡単に落札できるわけなどないことは明らかだ。 ペニーオークションについては、9月30日に産経新聞が国民生活センターへの相談が増加していることを報じ、全国紙が問題視しはじめている。日経系のウェブサイトでは「クロサギ」の原案で知られる作家の夏原武氏がペニーオークションの怪しさについて書いていた。10月28日には大阪府消費生活センターが警告を出し、従来から多かったその不透明なシステムに対する批判は、さらに増している。 こういった状況で、デヴィ夫人がペニーオークションの宣伝をわざわざするというのがよく分からないのだが、DMMポイントオークションについて書いた記事は普段のエントリに比べ文章量も短く、内容もそっけない。あるいはデヴィ夫人自身はペニーオークションについてよく分かっておらず、このエントリ自体も本人が書いたものではなく、スタッフが書いたのかもしれないと思わせるものがあった。 アフィリエイトで期待できるわずかな金額をデヴィ夫人が欲しているとは考えにくい。また、ペニーオークションという仕組み自体を紹介するわけでなく、DMMポイントオークションだけを持ち上げている。こうした状況からして、DMM側から宣伝エントリを書いてくれとの働きかけがあった可能性を考えていいだろう。 仮にこれが宣伝であるとすれば、DMMはこうした手段で宣伝にかけた以上の利益をペニーオークションから得られるのだろうし、ペニーオークション参加者の多くは継続して所持金を吸い取られ続けているのだろう。この傾向が続くなら、いずれかの時点で規制云々の話も出てくると思うのだが、それまでは今までどおり野放し状態が続くのだろうか。
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