2010年5月6日米国株式市場・誤発注事件チャート集 公開 2010年5月7日(金) スポンサーリンク (5月7日午前6時現在) 2010年5月6日、米国株式市場はダウ工業株30種平均が347.80ドル・3.20%の大幅下落。誤発注とみられる動きから、一時ダウ平均は9869.62ドルまで下落し、下げ幅は998.50ドルに達した。日本時間7日午前5時30分現在、誤発注はP&Gに対してのものと指摘されている。 上はP&Gの日中株価チャート。午後2時30分すぎからの値動きが異常なものとなっている。 上は日足。ありえない下ヒゲが付いている。 あまりに狂った動きだったため、日中チャートには表れてすらいないが、62.14ドルで取引開始後、一時39.37ドルまで下落している。前日終値62.16ドルからの下落率は36.6%。この一瞬で時価総額にして約600億ドル(1ドル=90円換算で約5兆4000億円)が吹っ飛んだといえばいかに異常なことが起きたのか分かる。終値は60.75ドルで、前日比2.27%安。戻すのもあっという間だった。 誤発注が大幅下落を引き起こしたのではなく、ギリシャ危機に端を発する大幅下落の渦中に誤発注が起きたことで混乱を招き、売りが売りを呼ぶ展開になったというのが正確な描写だろう。 以下、当日の指数および為替、主な個別株の日中チャート。 ダウ工業株30種平均 ナスダック総合 S&P500 為替 ドル・円は1ドル=94円前後でスタート。米国時間午後6時過ぎに91円台半ばから88円18銭まで一気に下落。恐ろしすぎる。 ユーロ・ドル。 VIX指数(恐怖指数) 一時40.71まで上昇。40ポイント超えは2009年4月21日以来。 誤発注をしたと指摘されたシティ。それほどは下げず。 アップル株も垂直落下。 チャート チャート 市況 指数 スポンサーリンク スポンサーリンク Tweet Pocket