ネットプライスドットコムがストップ安｜2010年3月期減収減益予想を嫌気

ネット通販のネットプライスドットコム（3328）が1万円ストップ安の6万9000円と売られた。10月28日午後10時40分に2009年9月期の決算を発表。2010年9月期の業績予想を売上高130億円(前期比1.1％減)、営業利益2億3000万円(同16.7％減)とし減収減益が嫌気された。

2009年9月期は増収増益。売上高が前期比9.3％増の131億4000万円、営業利益が同7.2％増の2億7700万円となった。主力のギャザリング事業で低価格戦略を推進。1人あたりの購入回数が増加したことで、値下げ分を補う売上増を達成。ギャザリング事業の売上高は前期比4.4％増の111億5336万円となった。一方で商品粗利率や送料の引き下げキャンペーンにより営業利益は低下、前期比4.0％減の4億2875万円となった。

また、親会社のサイバーエージェント（4751）が所有するネットプライス株式48.5％のうち1万2000株を、ネットプライスの佐藤輝英社長へ譲渡すると発表。サイバーエージェントの保有割合は37.9％に低下し、ネットプライスは連結子会社から外れ持分法適用会社となる。