[市況]11月17日の新興市場|JQ平均9日続落、マザーズ指数11日続落

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全体概況

11月17日の新興市場は日経ジャスダック平均が1.19%安と9日続落、東証マザーズ指数は2.86%安と11日続落、大証ヘラクレス指数は1.23%安と7日続落。下げ止まりの様相は見えていない。日経ジャスダック平均も200日移動平均線割れ目前となっている。ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は4129万株、売買代金は366億円。値上がり207銘柄、値下がり662銘柄。新高値5銘柄、新安値66銘柄だった。

新興市場指数  
日経JQ平均1135.98-1.19%
JQ指数45.24-1.91%
マザーズ指数373.32-2.86%
ヘラクレス指数521.00-1.23%
新興3市場合計
出来高4129万株
売買代金366億円
値上がり207銘柄
値下がり662銘柄
新高値5銘柄
新安値66銘柄

個別株概況

オンキヨー(6729)がインテルの投資会社インテルキャピタルを割当先とする転換社債型新株予約権付社債、および新株予約権を発行、7億1583万円を調達すると発表した。財務体質の改善とインテルとの関係強化に期待が集まり、オンキヨー株は50円ストップ高の165円と大幅反発となった。

携帯電話向け組み込みソフトのアプリックス(3727)が携帯電話向けゲームのジー・モード(2333)に対するTOB(株式公開買い付け)を発表。買い付け価格は1株当たり2万5400円。買い付け株数の上限は3万4068株で、上限まで株式を買い付けた場合のアプリックスの保有比率は50.46%となる。ジーモードの上場は維持される予定。ジーモードは買い付け価格にサヤ寄せする形でストップ高カイ気配となり、大引けで2000円高の1万9300円で比例配分された。売買成立は81株。3万7089株の買い注文を残した。

スポーツクラブ運営の東祥(8920)が100万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出し15万株を実施、最大6億7300万円を調達すると発表。発行済み株式総数は6.9%増加する。株価は一時50円安の540円まで売られたが、大引けでは14円安の576円まで買い戻された。

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