[市況]11月6日の新興市場|下値を模索

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全体概況

11月6日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.23%安と続落、東証マザーズ指数は1.56%安と4日続落、大証ヘラクレス指数は0.23%高と反発。ジャスダック、マザーズとも下値を探る展開となり、新興市場は軟調展開が継続している。日経ジャスダック平均は10月6日の直近安値に接近しており、この水準で下げ止まるか注目される。

ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は1億1754万株、売買代金は304億円。値上がり338銘柄、値下がり475銘柄。新高値12銘柄、新安値22銘柄だった。

新興市場指数  
日経JQ平均1200.14-0.23%
JQ指数47.81-0.27%
マザーズ指数423.46-1.56%
ヘラクレス指数571.38+0.23%
新興3市場合計
出来高1億1754万株
売買代金304億円
値上がり338銘柄
値下がり475銘柄
新高値12銘柄
新安値22銘柄

個別株概況

楽天(4755)が反発。5日引け後、電子マネー「Edy」を手がけるビットワレットとの資本提携を発表。電子マネー事業に本格参入する。楽天はビットワレット株式の過半数を取得する。

セブン銀行(8410)が大幅続落。5日引け後、2010年3月期の第2四半期(2009年4-9月期)決算を発表。同時に通期の業績予想を下方修正。経常利益予想を前期比5.3%増の303億円から4.6%減の274億円に、純利益予想を同5.9%増の180億円から4.6%減の162億円に減額。一転減益予想となり嫌気された。修正後のEPS(1株利益)は1万3278円45銭。6日終値は1万6100円安の19万6400円。一時19万5700円まで売られ、10月20日につけた年初来安値19万5100円に接近している。

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