[市況]1月22日の東京株式市場|日経平均277円安、オバマ大統領の米金融規制強化方針嫌気し大幅安
スポンサーリンク東京株式市場概況
1月22日の東京株式市場は日経平均株価が277円86銭安の1万590円55銭、TOPIXは15.09ポイント安の940.94ポイントと反落。東証1部の出来高は28億6516万株、売買代金は1兆8621億円。騰落銘柄数は値上がり229銘柄、値下がり1357銘柄。25日騰落レシオは111.24%。新高値は9銘柄、新安値は2銘柄。1日の流れ
21日の米国株式市場は大幅続落。ダウ工業株30種平均が213.27ドルの下落となった。オバマ大統領が金融規制を強化する方針を示し、金融株を中心に大きく売られた。外国為替市場ではドルが急落し、一時89円85銭まで下落。午前9時時点のドル・円は90円半ばで推移。東京株式市場は日経平均が128円20銭安の1万740円21銭で取引を開始、下げ幅を300円超に広げた。規模別・業種別動向
規模別株価指数は大型株が1.59%、中型株が1.64%、小型株が1.28%下落。 東証1部の業種別株価指数は全33業種中、2業種が上昇、31業種が下落。値上がり率1位は海運で1.23%上昇。続いてその他金融が0.32%上昇。値下がり率1位は鉱業で3.9%下落。続いて金属製品が3.01%、卸売が2.87%下落。個別株動向
信越化学工業(4063・東1)が21日、未公表だった2010年3月期の業績予想を発表。事前の市場予想を下回り、315円安の4945円と急落した。 富士火災海上保険(8763・東1)が米AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)の損保部門子会社チャーティ・グループを引受先とした約135億円の第三者割当増資を実施すると発表。チャーティスの出資比率は41.55%から54.65%に上昇し、富士火災はチャーティスの連結子会社となる。富士火災の22日終値は3円高の99円。 トヨタ自動車(7203・東1)が米国で計230万台のリコールを実施すると発表。22日の株価は135円安の4055円。 フェイス(4295・東1)が21日、コロムビアミュージックエンタテインメント(6791・東1)と業務・資本提携すると発表。フェイスはRHJインターナショナルからコロムビア株31.39%を取得、フェイスを持分法適用会社とする。コロムビアは7円高の40円と急騰した。フェイスは50円安の1万50円と小動き。 ジーンズメイト(7448・東1)が53円安の457円と急落。2010年2月期の業績予想を営業赤字転落に修正。最終赤字は5億5000万円から16億5000万円に拡大した。株主優待の廃止も発表し、下げに拍車をかけた。
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