2011年3月18日の日本株市況|G7協調介入で円急落、日経平均244円高と続伸

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全体概況

2011年3月18日の日経平均株価は前日比244円8銭高の9206円75銭、TOPIXは前日比19.59ポイント高の830.39ポイントとともに続伸した。東証1部の出来高は33億1839万株、売買代金は2兆1223億円。値上がり1545銘柄、値下がり110銘柄、25日騰落レシオは85.44%。新高値は3銘柄、新安値は0銘柄。東証業種別株価指数は全33業種が値上がりした。

日経平均  
始値9083.95+121.28
高値9275.60+312.93
安値9073.25+110.58
終値9206.75+244.08
TOPIX
始値821.27+10.47
高値833.86+23.06
安値820.74+9.94
終値830.39+19.59
各種指標
出来高33億1839万株
売買代金2兆1223億円
値上がり1545銘柄
値下がり110銘柄
新高値3銘柄
新安値0銘柄
騰落レシオ85.44

雑感

G7が電話会談で協調介入に合意。ドル買い・円売りが実行に移されドル・円は1ドル=81円台まで円が急落。結局70円台を付けていた時間は30時間ほどだった。円が前回70円台を付けた1995年も、70円台をつけていた期間は一瞬と言っていいほどだった。実際にこの円の最高値で売買を行えた人はほとんど居なかったという。円はその後、1998年まで続く円安トレンドに転換した。今回も案外、似た動きになるのではないか。すなわち、76円25銭の最高値を天井とした、円安トレンドへの転換である。

出来高、売買代金ともかなりの高水準で、激しい展開続く。東京電力はストップ高。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株831.9+0.43%
中型株888.6+2.69%
小型株1262.12+6.39%
セクター別騰落率
業種指数前日比
鉱業412.12+6.94%
非鉄金属727.15+4.73%
証券242.28+4.19%
不動産778.52+4.11%
鉄鋼543.55+3.88%
パルプ・紙318+3.71%
倉庫・運輸960.02+3.71%
卸売825.99+3.65%
ガラス・土石797.15+3.57%
化学760.82+3.49%
その他金融250.58+3.29%
機械922.84+3.16%
電気・ガス519.19+3.02%
建設437.3+2.82%
水産・農林221.79+2.82%
電気機器1207.7+2.78%
銀行112.9+2.69%
繊維428.04+2.63%
石油・石炭969.64+2.63%
海運450.85+2.51%
空運237.19+2.46%
精密機器2419.75+2.37%
陸運911.76+2.21%
金属製品747.63+1.97%
その他製品1288.3+1.80%
医薬1247.04+1.72%
食料710.5+1.62%
小売450.51+1.52%
サービス667.85+1.52%
保険517.48+1.38%
ゴム1259.7+1.07%
情報・通信1292.77+0.96%
輸送用機器1578.05+0.22%

新興市場概況

3月18日の新興市場は日経ジャスダック平均が5.19%高と続伸、東証マザーズ指数は7.59%高と続伸した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は5244万株、売買代金は509億円。値上がり941銘柄、値下がり84銘柄。新高値5銘柄、新安値4銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1167.13+5.19%
JQ指数49.69+3.76%
マザーズ指数437.55+7.59%
新興2市場合計
出来高5244万株
売買代金509億円
値上がり941銘柄
値下がり141銘柄
新高値5銘柄
新安値4銘柄
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