2011年5月31日の日本株市況｜日経平均188円高と3日ぶり反発

全体概況

2011年5月31日の日経平均株価は前日比188円76銭高の9693円73銭、TOPIXは前日比14.80ポイント高の838.48ポイントとともに3日ぶり反発した。東証1部の出来高は22億9177万株、売買代金は1兆4911億円。値上がり1342銘柄、値下がり203銘柄、25日騰落レシオは91.05％。新高値は32銘柄、新安値は7銘柄。東証業種別株価指数は全33業種が値上がりした。

メモ

ぐるなび（2440）が年初来安値。Web関連銘柄が好調な中、完全に終わった会社扱いになっている。直接のライバルであるカカクコム（2371）が上場来高値近辺にあるのとは対照的。実際、ぐるなびは売上高が伸びず利益は大幅減で、旧態依然としたウェブクーポン事業は完全に行き詰まっている。

角川グループホールディングス（9477）が年初来高値。2008年後半以降続いていた底値圏での推移を脱し、長い上昇が期待できそうなチャートに。先週のドワンゴ（3715）との資本提携が好感されている。一方のドワンゴは下落傾向継続。

新興市場概況

5月31日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.37％高と4日続伸、東証マザーズ指数は0.55％高と4日続伸した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は6838万株、売買代金は454億円。値上がり531銘柄、値下がり297銘柄。新高値11銘柄、新安値8銘柄だった。