2011年7月11日の日本株市況|日経平均68円安と反落

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全体概況

2011年7月11日の日経平均株価は前日比68円20銭安の1万69円53銭、TOPIXは前日比4.18ポイント安の870.16ポイントとともに反落した。東証1部の出来高は15億1588万株、売買代金は1兆119億円。値上がり800銘柄、値下がり714銘柄、25日騰落レシオは144.97%。新高値は43銘柄、新安値は2銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり6業種、値下がり27業種だった。

日経平均  
始値10069.01-68.72
高値10109.30-28.43
安値10057.77-79.96
終値10069.53-68.20
TOPIX
始値869.49-4.85
高値873.01-1.33
安値868.52-5.82
終値870.16-4.18
各種指標
出来高15億1588万株
売買代金1兆119億円
値上がり800銘柄
値下がり714銘柄
新高値43銘柄
新安値2銘柄
騰落レシオ144.97

メモ

前週末8日、米国の6月雇用統計が市場予想を大きく下回ったことでダウ工業株30種平均が反落。週明けの東京市場もこの流れを受け下落して始まった。ただ、1万円の下値は堅く、売り込む動きはみられなかった。値上がり銘柄数800に対し、値下がり銘柄数は714と、市場全体では値上がりが値下がりを上回った。新高値も43銘柄と、前週までの水準を維持。規模別指数では米景気指標の悪化を受け輸出関連中心の大型株指数が0.70%下落したものの、中型株指数の下落率は0.24%にとどまり、小型株指数は0.27%の上昇。全体としては緩やかな上昇傾向が継続している。

エルピーダメモリ(6665)が800億円規模の新株発行を計画しているとロイターが報道。900円台で推移していた株価は報道後急落し、13.33%安の787円で取引を終えた。後場の取引終了後、エルピーダは公式に新株とCB発行による資金調達(PDF)を発表した。エルピーダが2009年8月以降に行ったエクイティファイナンスは今回で5回目。業績はたびたび赤字に陥っており、利益を創出する力を持たないなか、株式市場からの資金調達で生きながらえている。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株855.68-0.70%
中型株955.13-0.24%
小型株1386.8+0.27%
セクター別騰落率
業種指数前日比
電気・ガス402.86+1.02%
小売529.24+0.98%
陸運947.78+0.65%
空運245.84+0.37%
ゴム1485.65+0.08%
鉱業434.68+0.08%
食料775.73-0.04%
倉庫・運輸1034.97-0.18%
石油・石炭1020.75-0.23%
水産・農林240.69-0.23%
金属製品826.93-0.28%
機械997.81-0.32%
輸送用機器1722.45-0.34%
医薬1288.85-0.35%
化学834.11-0.45%
繊維455.22-0.45%
建設458.42-0.47%
精密機器2683.31-0.49%
サービス731.26-0.51%
その他製品1164.84-0.64%
情報・通信1382.09-0.65%
鉄鋼561.33-0.67%
非鉄金属789.74-0.68%
卸売859.3-0.70%
不動産792-0.70%
ガラス・土石806.66-0.82%
その他金融267.8-0.83%
保険533.9-0.85%
パルプ・紙368.01-0.91%
銀行117.6-0.99%
電気機器1276.46-1.03%
証券219.01-1.30%
海運425.22-1.66%

新興市場概況

7月11日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.52%高と9日続伸、東証マザーズ指数は1.31%高と4日続伸した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は10104万株、売買代金は512億円。値上がり478銘柄、値下がり389銘柄。新高値28銘柄、新安値1銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1286.07+0.52%
JQ指数52.53+0.06%
マザーズ指数483.89+1.31%
新興2市場合計
出来高10104万株
売買代金512億円
値上がり478銘柄
値下がり389銘柄
新高値28銘柄
新安値1銘柄
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