2012年12月27日の日本株市況｜日経平均92円高3日続伸

全体概況

2012年12月27日の日経平均株価は前日比92円60銭高の1万323円、TOPIX（東証株価指数）は前日比6.38ポイント高の854.09ポイントとともに3日続伸した。出来高は34億6904万株、売買代金は1兆6146億円。値上がり1012銘柄、値下がり574銘柄。新高値203銘柄、新安値0銘柄。騰落レシオは146.14％。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり30業種、値下がり3業種だった。

メモ

2012年もあとわずかです。ここのところ忙しく、このサイトの更新はほとんと行いませんでした。

毎日の市況だけは記録していましたが、これはスクリプトでほぼ自動化された処理を行うだけです。雑感を書き加えることもほとんどありませんでした。

とはいえ相場の方は好調で、今年もプラスで終えられそうです。夏以降は忙しく、例年行うような仕込みを怠っていたので、来年は苦しいかなと思っていたのでしたが、長く寝かせていた銘柄が一つ大化けしつつあり、来春あたりまで楽しませてくれそうです。

秋以降の日本株の上げは、自民党の政権復帰と安倍内閣の経済政策への期待によると説明されています。株高の理由はいつもそんな風に説明されるのですが、不思議な事に今年も、秋口から上げ始め年末まで高い例年通りの季節習性に沿った値動きでした。来年も季節習性通りの相場になるのならば、3月に大型株が、4月に新興・小型株が天井をつけた後に夏枯れの季節を迎えることになります。

毎年のように、今年も相場の季節習性は継続するのだろうかと、疑いを持ちながらそれに相場を眺めています。最も怖いのははしごを外されることですから、季節習性を意識するのであれば、その通りにならないことを常に意識しておかねばなりません。

新興市場

新興市場はジャスダックインデックスが0.33％高と3日続伸。マザーズ指数は0.06％安と続落だった。出来高はジャスダックが5172万株、マザーズが2264万株。売買代金はジャスダックが235億円、マザーズが269億円。値上がりはジャスダック501銘柄、マザーズ90銘柄、値下がりはジャスダック258銘柄、マザーズ74銘柄。年初来高値更新はジャスダック34銘柄、マザーズ4銘柄、年初来安値更新はジャスダック4銘柄、マザーズ3銘柄。