[市況]2月4日の東京株式市場|日経平均48円安、トヨタ続落、ホンダとの株価逆転話題に

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東京株式市場概況

2月4日の東京株式市場は日経平均株価が48円35銭安の1万355円98銭と4日ぶり反落、TOPIXは4.59ポイント安の911.09ポイントと3日ぶり反落。東証1部の出来高は21億8853万株、売買代金は1兆6853億円。騰落銘柄数は値上がり816銘柄、値下がり710銘柄。25日騰落レシオは92.76%。新高値は14銘柄、新安値は7銘柄。

1日の流れ

2月3日の米国株式市場は小反落。ダウ工業株30種平均が26.30ドル安の1万270.55ドルとなった。2月4日の東京外国為替市場は1ドル=91円近辺で推移。 東京証券取引所は日経平均が30円19銭高の1万434円52銭で取引を開始。ほどなく下げに転じ、前場の日経平均は60円07銭安の1万344円26銭で取引を終えた。リコール問題に収束の気配が見えないトヨタへの売りが止まらず、指数を押し下げた。中国株式市場で上海総合株価指数が下落して始まり、後場の日経平均は下げ幅を100円超に広げる場面もあった。

規模別・業種別動向

規模別株価指数は大型株が0.78%、中型株が0.12%下落、小型株が0.19%上昇。 東証1部の業種別株価指数は全33業種中、15業種が上昇、18業種が下落。値上がり率1位は不動産で1.82%上昇。続いて電気・ガスが1.45%、小売が0.95%上昇。値下がり率1位は証券で2.49%下落。続いて鉄鋼が1.67%、輸送用機器が1.53%下落。

個別株動向

トヨタ自動車(7203・東1)は120円安の3280円と続落。一時160円安の3180円まで売られた。前日引け後に業績予想を上方修正し、80円高の3220円と買われたホンダ(7267・東1)と株価が逆転し話題となった。トヨタ系部品株への売りも継続し、デンソー(6902・東1)が169円安の2532円、トヨタ紡織(3116・東1)は167円安の1673円、アイシン精機(7259・東1)は91円安の2285円、関東自動車工業(7223・東1)は56円安の687円、小糸製作所(7276・東1)は98円安の1423円と軒並み大幅安となった。 船井電機(6839・主大)が700円ストップ安の4005円と急落。2009年10-12月期の連結営業利益が前四半期比76%減の15億円と急減し嫌気された。
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