[市況]11月26日の新興市場|円高進行で内需中心の新興市場に買い

公開
更新日
スポンサーリンク

全体概況

11月26日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.06%高と続伸、東証マザーズ指数は1.42%高と続伸、大証ヘラクレス指数は0.93%高と反発した。為替が14年ぶりの円高水準に進み、輸出採算の悪化を嫌気され東証1部の主力輸出株が軟調となるなか、内需株に資金が向かい新興市場も上昇した。ただ、売買代金は依然低水準で、積極的に買われる状況とはなっていない。

ジャスダック、東証マザーズ、大証ヘラクレスの主要3市場合計の出来高は4112万株、売買代金は293億円。値上がり454銘柄、値下がり387銘柄。新高値4銘柄、新安値28銘柄だった。

新興市場指数  
日経JQ平均1125.24+0.06%
JQ指数45.33+0.38%
マザーズ指数386.29+1.42%
ヘラクレス指数515.88+0.93%
新興3市場合計
出来高4112万株
売買代金293億円
値上がり454銘柄
値下がり387銘柄
新高値4銘柄
新安値28銘柄

個別株概況

USEN(4842)は25日午後5時30分、ISP(インターネットサービスプロバイダ)事業をソネットエンタテインメント(3789)に譲渡する方向で協議を開始したと発表。26日のUSEN終値は5円高の66円、ソネットは6900円高の18万6000円だった。

幻冬舎(7843)が1万5300円高の14万6000円と急騰。25日午後5時、5.21%の大規模な自社株取得枠の設定を発表し好感された。

スポンサーリンク
スポンサーリンク