2011年8月4日の日本株市況|日経平均22円高と3日ぶり反発、日銀・政府協調介入で円急落

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全体概況

2011年8月4日の日経平均株価は前日比22円4銭高の9659円18銭と3日ぶり反発、TOPIXは前日比0.39ポイント安の826.36ポイントと3日続落した。東証1部の出来高は19億9798万株、売買代金は1兆4134億円。値上がり729銘柄、値下がり733銘柄、25日騰落レシオは89.38%。新高値は19銘柄、新安値は16銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり14業種、値下がり17業種だった。

日経平均  
始値9685.50+48.36
高値9768.40+131.26
安値9615.35-21.79
終値9659.18+22.04
TOPIX
始値829.07+2.32
高値835.53+8.78
安値824.10-2.65
終値826.36-0.39
各種指標
出来高19億9798万株
売買代金1兆4134億円
値上がり729銘柄
値下がり733銘柄
新高値19銘柄
新安値16銘柄
騰落レシオ89.38

メモ

8月4日午前、日本政府と日銀が円売り・ドル買い介入を実施。円は介入前の1ドル=77円前半から80円20銭まで下落した。米当局は日本の為替介入を支持しなかったと述べた。ユーロ・円も1ユーロ=114円14銭まで下落。介入前の水準は1ユーロ110円80銭近辺。ユーロ・ドルは1ユーロ=1.425~1.437ドル。

円の急落を受け東京市場は日経平均が一時131円高まで上昇したものの、徐々に値を消し小幅高の22円高で終了した。騰落レシオは89.38ポイントまで低下。

日本経済新聞が日立製作所(6501)と三菱重工業(7011)の経営統合をスクープ。両社とも否定のコメントを出した。日立は午後に予定されていた記者会見を5日以降に延期。

ディー・エヌ・エー(2432)が新高値。ただ、寄り付きで買われた後は下落に転じ、前日比マイナスで取引を終了している。4100円の節目を上に抜け出せば上昇コースだが、まだしばらく揉みあいそう。

規模別株価指数
業種指数前日比
大型株808.47-0.11%
中型株913.57+0.04%
小型株1331.72+0.09%
セクター別騰落率
業種指数前日比
パルプ・紙349.67+1.30%
空運224.84+0.80%
その他金融267.87+0.67%
その他製品996.09+0.47%
建設445.6+0.39%
小売512.71+0.37%
不動産761.18+0.30%
非鉄金属759.24+0.28%
繊維438.23+0.17%
銀行112.59+0.14%
保険505.62+0.14%
電気機器1195.83+0.06%
機械924.61+0.02%
精密機器2542.78+0.01%
陸運925.69+0.00%
医薬1260.5+0.00%
化学794.28-0.04%
倉庫・運輸983.8-0.07%
証券204.05-0.07%
サービス728.17-0.15%
情報・通信1347.91-0.17%
ガラス・土石749.32-0.17%
輸送用機器1592.63-0.19%
海運380.37-0.20%
鉄鋼530.96-0.38%
食料760.83-0.41%
卸売840.13-0.43%
金属製品781.82-0.45%
電気・ガス361.59-0.46%
ゴム1425.31-0.51%
石油・石炭979.68-1.11%
水産・農林242.16-1.20%
鉱業406.7-1.91%

新興市場概況

8月4日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.06%高と3日ぶり反発、東証マザーズ指数は0.91%安と3日続落した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は4313万株、売買代金は396億円。値上がり438銘柄、値下がり364銘柄。新高値17銘柄、新安値7銘柄だった。
新興市場指数  
日経JQ平均1255.09+0.06%
JQ指数51.77-0.04%
マザーズ指数449.73-0.91%
新興2市場合計
出来高4313万株
売買代金396億円
値上がり438銘柄
値下がり364銘柄
新高値17銘柄
新安値7銘柄
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