東京ディズニーランドとディズニーシーの2011年8月入場者数は過去最高に
スポンサーリンク東京ディズニーランド(TDL)と東京ディズニーシー(TDS)の2011年8月の入場者数が過去最高になるようです。8月30日にオリエンタルランドの上西京一郎社長がメディア各社のインタビューに応じ、このことを明らかにしています。
オリエンタルランド社長「舞浜以外でも新規事業を検討」:日本経済新聞 TDL・TDS入場者数、8月は最高更新 本格回復は西日本の客足カギ – SankeiBiz(サンケイビズ) オリエンタルランド:TDR来園者、7月以降回復 上西京一郎社長インタビュー - 毎日jp(毎日新聞) 東京ディズニー、客戻る 8月入場者は前年上回る – 47NEWS(よんななニュース)東京ディズニーリゾートの入園者数は東日本大震災の影響で落ち込んでいましたが、5月以降順調に回復し、7月には前年並みまで戻っていました。8月には前年同月を上回るどころか過去最高を更新したということですから、震災と原発事故の影響から着実に脱しつつあるとみて良いでしょう。
ただ、現在も地方からの入園者数は元に戻っていないこと、子供半額などの新たな割引チケットで客数の増加に成功したとのことですから、例年通りのメニューに戻し、今夏の入場者数回復に寄与した割引チケットの無くなる秋以降の客数を確認する必要があるでしょう。上西社長は地方からの客数が元に戻るのは10~12月期と見ているとのことです。地方客は震災以前、全体の約30%を占めていたとのことです。
海外客の戻りは弱いようです。ただ、海外客は全体の3%程度の割合なので、全体の業績に与える影響は小さいので気にしなくても良いでしょう。
株価の反応は特にありませんでした。証券各社が8月に入り、相次いでTDLおよびTDSの好調を伝えるレポートを発表したことで、オリエンタルランド株はすでに10%近く上昇していたためでしょう。8月は世界的株安で日本株も暴落する銘柄が続出していました。そんななか逆行高となっていましたので、地合いが良くなれば他の株を上回る上昇となる可能性は高いと思われます。
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