毎日新聞とクーポンブック

公開

2010年4月11日（日）

ポストをのぞいたら毎日新聞のロゴ入りクーポンブックが入っていた。どれが冊子名なのか分かりにくいが「クーポンでおトク生活術」が紙名なのかな。折込広告として配るのではなく、純粋にチラシとして配布したようだ。「毎日夫人」の号外として発刊しているらしい。いつから始めたかは不明。 以下特徴。

• 表紙は西原理恵子の「毎日かあさん」
• 表紙込みで合計24ページ
• 手元にあるものは「関東版」
• クーポンは24枚でほぼ全てが全国資本の大企業
• 表2は「毎日新聞の購読でTポイントが貯まります」
• 綴込で毎日新聞購読申し込みはがき
• 読み物ページが合計3ページあるが、月刊「毎日夫人」からの転載
• 表4の広告は花王

ろくに読まれていない毎日新聞では折込広告の売上も低いだろうから、自分からクーポン券を作ってポスティングするというのは良いアイデアかもしれない。クーポンの内容はしょぼいけど、ちょっと面白いなと思った。この方向を突き詰めていけばリクルートに対抗するビジネスモデルができる。 リクルートが始めたテレビ欄と広告を週一回ポストに配布するTown Market。2010年4月現在の配布地域はまだ東京・神奈川の一部だ。これに対して毎日新聞は、宅配部数が激減して稼働率が落ちる一方な販売店が全国にある。どうせ新聞は読まれていないんだから、クーポンブックやテレビ欄を毎日ポスティングすれば良いと思う。毎日新聞はこれからも、朝日新聞や読売新聞の草刈り場として購読者を奪われ続ける。リクルートがTown Marketの配布地域を広げるたびに部数は下がる。 テレビ欄と広告を載せた無料紙を配ればいいんだ。そこにクーポンも載せておけばいい。 クーポンブックの表2は毎日新聞の購読申し込みページになっていて、まだまだ新聞を売りたい姿勢が前面に出ている。無駄だと思う。毎日新聞の部数が今後、伸びることは永遠にない。リクルートからホットペッパーの立ち上げに成功した人材を高給でスカウトして本気のクーポン紙作って都市圏の販売店に配布させるべき。真っ先につぶれる新聞社No.1候補から大逆転できるかもしれない。 クーポンの内容メモ。

• カメラのキタムラ　デジカメプリント20％オフ
• ティップネス　入会でもらえる500円商品券
• ニッポンレンタカー平日1000円オフ　土日祝日500円OFF
• カラオケU-BOU/U-STYLE/エル・ノーツ　部屋代最大半額
• 近畿日本ツーリスト　春の国内旅行ポイント2倍
• ガスト　プレミアムカフェ126円
• スタジオマリオ　写真大1000円オフ
• ロッテリア　エビバーガー＋ポテトS　440円→350円
• TSUTAYA　入会金無料＋入会と同時に旧作DVD1本無料
• TSUTAYA　パイレーツ・オブ・カリビアン　呪われた海賊たち　20％オフ
• TSUTAYA　パイレーツ・オブ・カリビアン　デッドマンズ・チェスト　20％オフ
• TSUTAYA　パイレーツ・オブ・カリビアン　ワールド・エンド　20％オフ
• TUTAYA　ナイトメアー・ビフォア・クリスマス　20％オフ
• バーミヤン　ドリンクバイキング　105円
• オートバックス　500円オフ
• オートバックス　オイル会員入会無料券
• 牛角　1000円オフ
• ドトールコーヒー　カフェラテ　サイズアップクーポン
• エクセルシオールカフェ　カフェラテ　サイズアップクーポン
• シダックス　1ドリンクサービス
• シダックス　ルーム料金1時間無料
• スリーエフ　パスタ・パスタサラダ　100円割引券
• コンタクトのアイシティ　10％オフ
• アート引越センター　Tポイント　1000ポイントプレゼント

微妙な内容のクーポンばかりですな。

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