なぜGoogleマップで神奈川から千葉沖までフィリピン海になっているのか
スポンサーリンクまずフィリピン海の東側の北端は伊豆半島の南端なわけです。具体的にいうと下田ですね。そこから伊豆半島、小笠原諸島を結ぶラインが太平洋とフィリピン海を分ける境界です。ということは、ロケットニュースで書かれているように、千葉がフィリピン海に面しているのは間違いということになる。 ということで、Googleマップでフィリピン海の表記がどこまで広がっているか確認してみた。検索エンジン『Google』が提供している地図検索サービス『Googleマップ』の検索結果がおかしなことになっていると話題だ。なんと、千葉県がフィリピン海に面しているという不思議な地図が表示されるのだ。






上はフィリピン海という呼称が作られた理由について説明したものですです。火山や火山島の連なりがキーワードになっていることが分かると思います。つまりフィリピン海は、富士山から伊豆半島を通り、伊豆諸島、小笠原諸島に至る富士火山帯の東西で分けられていることに意味があるわけです。従って神奈川県沿岸から東京湾を経て、千葉県沿岸部までをフィリピン海と表記するのは本質的におかしなことと言えそうです。 さてこの文章は2010年7月30日に書きましたが、フィリピン海表記の誤りはいつか修正されるのでしょうか?その海底にフィリピン海盆があり、火山性の浅堆で北太平洋の海盆から分離されており特異な海象を持つことや、世界有数のフィリピン海溝を有していることのほか、伊豆-小笠原海嶺やマリアナ海嶺によって北太平洋から隔てられていることから縁海の概念と、さらに海流の面 から付属海の概念とも合致し、科学性があるとしたものである。
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