そろそろ下げ止まり? 底打ち接近を感じさせる5つの理由

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18日の東京株式市場はTOPIXが6日続落となり、軟調展開が継続した。新興市場ではマザーズ指数が12日続落、日経ジャスダック平均が10日続落と下げ続けており、日経平均株価やTOPIXの見かけの下落幅以上に相場は弱い。ただ、18日は下げ止まりの予兆がいくつか見え始めたので書き留めておきたい。

底打ちが近づいているかもしないと思う5つの理由

その1・売買代金増加
売買代金が増加している。18日の東証1部の売買代金は1兆4083億円となり、10月30日以来の水準になった。下値圏での売買代金増加は、株価下落過程で見送り姿勢を続けていた投資家が、株価が安いとみて買いに転じ始めたことで起きる場合があり、底値が接近しているシグナルとされる。
その2・騰落レシオが60%台に
18日の25日騰落レシオは69.08%まで低下し、10月8日以来の70%割れとなった。騰落レシオの何%をシグナルとするかは意見が分かれるが、60%台は通常であれば相当に低い。リーマン・ショックによる暴落の最中だった2008年10月には50%台まで低下していたが、2009年11月の市場環境は2008年10月ほど悪いわけではない。騰落レシオ60%台は買い場接近とみることができる。ちなみに10月初めに騰落レシオが60%台に突入した際は、短期的な反発となった。
その3・下ヒゲ
日足チャートが下値圏で下ヒゲを伸ばす形となっている。TOPIXの日足は下ヒゲというには迫力がないが、それでも12.09ポイント安から6.94ポイント安まで戻して取引を終えている。新興市場の指数はもっとはっきりとした下ヒゲで、マザーズ指数、ヘラクレス指数とも、最安値から大きく買い戻されて大引けを迎えている。これは、下値圏で買いが入っている表れだ。
その4・三菱UFJの増資発表
相場に出尽くしはつきものだ。11月に入ってからの下げを、相次ぐ公募増資による需給の悪化懸念によるものと指摘する意見は多かった。今週市場で警戒されていたのは三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の公募増資で、18日引け後、ついに会社側からの発表があった。ただ、発表されたのは1兆円の新株発行登録を行い、11月26日から1年間いつでも普通株発行を決議し公募増資ができるという内容で、なんだか煮えきらない感じだ。まあそれでも市場が警戒していたニュースの発表を通過したことには変わりはない。三菱UFJからは決算も発表され、未消化の警戒材料が減ったのは確かだ。
その5・大臣の失言
これを下げ止まりの予兆というのは難があるかもしれないが・・・。ただ、こういった政策当局者の予想もしなかった発言で下げが加速したあとに株価は案外底を打つものだ。

最後に雑感をまとめると、今週末、3連休を控えた11月20日の金曜日あたりがポイントかなと。

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