2011年9月22日の日本株市況｜日経平均180円安と反落

全体概況

2011年9月22日の日経平均株価は前日比180円90銭安の8560円26銭、TOPIXは前日比12.59ポイント安の744.54ポイントとともに反落した。東証1部の出来高は17億407万株、売買代金は1兆2098億円。値上がり392銘柄、値下がり1175銘柄、25日騰落レシオは94.24％。新高値は10銘柄、新安値は79銘柄。東証業種別株価指数は全33業種中、値上がり8業種、値下がり25業種だった。

メモ

大型株の下げ大きい。

日経ビジネスがauからiPhone5販売と報道。KDDIは寄り付きに急上昇し年初来高値を更新したが、その後は売られ、大引けは前日比マイナス。全体地合いの悪さに押された。もっともソフトバンクは寄り付きから大きく売られ、そこからさらに下げ幅を広げたので、iPhone効果は確かにあった。ソフトバンクの終値は12.30％320円安で2282円まで下げた。もちろん年初来安値更新で、昨年7月以来の安値まで下落した。一時的なリバウンドはあるだろうが、今後もこの傾向は続くだろう。

スカパーJSATは第2四半期予想を上方修正したものの出尽くし売り。

年初来安値はドワンゴ、ザッパラス、アクロディア、セルシスなど新興企業にもちらほら。ほかコマツ、森精機製作所、日立建機、ミネベア、安川電機、三菱マテリアル、大阪チタニウムテクノロジーズ、古河電工、小原、日本板硝子、富士通、セイコーエプソン、ソニー、パナソニック、アドバンテスト、ヤマハ発動機、三菱商事、オリックス、大和証券グループ本社、野村ホールディングス、ソニーフィナンシャルホールディングス、第一生命、東京海上ホールディングス、東京建物、東急不動産、ＮＴＴ都市開発、日本郵船、川崎汽船、乾汽船など。

新興市場概況

9月22日の新興市場は日経ジャスダック平均が0.65％安と3日続落、東証マザーズ指数は3.76％安と3日続落した。ジャスダック、東証マザーズの2市場合計の出来高は6557万株、売買代金は332億円。値上がり238銘柄、値下がり660銘柄。新高値5銘柄、新安値61銘柄だった。